基礎体温が、がっつり安定している今周期。久しぶりのフライング検査とやらを、しでかした。
この記事にも書いたけど、多嚢胞性卵巣の私が、排卵誘発剤無しで、D14で排卵できた。
しかも、D12の時点で卵胞サイズは18mmだったので、恐らく20mm近くでの排卵。
バッチリじゃないか。
基礎体温も、排卵直後にグーンと上がったし、安定しまくっているし、期待した。
でも、お腹は痛いし、あしょこのもよもよ感も、ぎゅっとして痛くなる感じも、腰のズーンと重くなる感じも、いつも通りに来ていて。
久しぶりに、妊娠検査薬を手に取ってしまった。
フライングにも、良い側面があるのだ。

とか思いながら、心の中では大逆転を狙っているというのが、世の常。妊活の常。
コーヒーを飲み終えたら検査キットを見るか、と思い、ゆっくりとコーヒーを飲み干したが、案の定、撃沈。
なぜ、妊娠出来ないのだ…
毎度の事ながら、切なさと悔しさと、怒りにかられる。
こればかりは、どうしようもないのだ。
しかし、以前の高温期よりはかなりマシになった。
検索魔になっていないからだ。
ガーデニングやら、仕事やら、自分が熱中できることに尽力出来ている。
人生が昨年までの妊活よりも、かなり楽しくなっている。
フライングの良いところは、くるか来ないかわからない生理と、生理前の生理痛に決着をつけられる事。
これで心置きなく、私は生理を迎える事ができる。
この心理的な緩和状態は、非常に気楽。
生理がくるのは、現実を突きつけられたようで、やはり気が重いが、それでも迎え撃つ敵が見えている状態と、見えていない状態とでは、前者の方が交戦状態も有利ではないかと思う。
やっぱり、栄養何だろうな、結局。と思いなおす。
糖質制限で10kg痩せた事は書いたが、それでもまだ65kg〜64kgをウロチョロしている私。
BMIも26とお高めだ。
妊娠しやすいBMIは22〜23との事なので、少なくともあと6kgは落とさないといけない。
この6kgが、容易ではない。
牛乳パック6本持つのは楽勝なのに、体から脂肪を6kg落とすのには、かなり時間がいる。
私が自然排卵できるようになったのも、この糖質制限のおかげなのだが、通っているクリニックがオーソモレキュラー研究所という所に加盟していて、栄養療法に特化していたのがキッカケだった。
糖質制限は、痩せるから、というのが取り組めた一番の理由だったが、自然排卵出来たというオマケつきだったのは、非常に嬉しかった。
さて、このオーソモレキュラー研究所には、たくさんの医師が所属している。
なんじゃこりゃ、と思ったら、徹底的に調べたくなる私の癖が功を奏し、あの有名な古賀文敏ウイメンズクリニックの院長が書いた本に行き着いた。
同じオーソモレキュラー研究所に属しているのだから、ごもっともなのだが、クリニックの先生が言っている事が更に詳しく載っていた。
クリニックでの診療時間には限りがあるので、栄養について詳しい事までは聞く事が出来ない。
本を読めばわかるが、恐らくこれは、3時間セミナーを4回ほど行ってようやく網羅できるのではないか、という程、密な内容であった。
実際、糖質制限で排卵しているんだから、自分の中の実体験とも一致した本だ。
10kg痩せたあと、私のダイエット&糖質制限熱は一度冷めてしまった。
というか疲れてしまった…。
ここしばらく、糖質制限も全然していなかったし、もちろん、痩せもしない。
keep!
という状態。
今回妊娠しなかったのも、ごもっともかな、なんて思い直したのだ。
もう一度、内容を読み返して、糖質制限のモチベーションを上げつつ、あと6kg地点までやってきた訳なので、ここいらでちょいとばかし、ビタミンにも目を向けて見ることにした。
努力が目に見えて結果に繋がる訳じゃない。それが妊活。
さて、来月で、不妊クリニックに通い始めて1年が経つ。
排卵前の怒涛のクリニック通いにも、だいぶ慣れたものだ。
この生活を、1年続けているわけだからね。
でもそろそろ、結果が出ても良いころではないかい?
人工授精だってやっているぞ!
その前に、自分の体質を変えろってか。
はい、その通り。
この1年で、私の生理周期は安定し、排卵予測もだんだん楽になってきた。
それだけでも、かなり良い評価だと感じている。
ガタガタで、高温層なんてどこにある?ってな感じだった私の基礎体温は、しっかりと2層に分かれてくれている。
あとはもう少し、低温期を安定させ、夫の調子も上げてもらって…という所だろうか。
そう、夫の方も、頑張ってもらわないといけない。
決して私一人ではだめ。
それが妊活。
さて、次の排卵に備えますか。